活動紹介≫換鵞とは

換鵞の由来

 換鵞(かんが)とは、書聖といわれる王羲之にまつわる故事に由来し、その逸話は、晋書の本伝に載っている。逸話の内容とは、生来鵞鳥好きな王羲之が、山陰の道士がよい鵞鳥を飼っていたのを見て非常に喜び、 道徳経(黄庭経)を書いて与え、これと交換し、籠に持ち帰ったというものである。
 書道のことを換鵞というのは、この故事によるものである。王羲之(308〜368)は東晋時代の人で、字を逸少といい、また別に王右軍という。その書には、楽毅論、蘭亭序、集王聖教序、興福寺断碑、喪乱帖、十七帖などがある。

(換鵞展パンフレットより)

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